車とバイクとアニメと色々。

なんか、色々手を出してる人が色々書く浅はかなブログです。

やはり俺の教員生活も間違っているのかも知れない。第一話

俺ガイルの二次創作ssです。八色です。

八幡といろはすが偶然同じ高校の教員になる感じで始まる感じです。

 

マッカンより甘くしようと思ってるんで、まあよかったら。

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高校時代、俺は専業主夫を本気で志していたが、何か歯車を履き違えたのか、高校の教員になってしまった。

今日は新任の先生が来るらしく、職員会議の為に俺はいつもより少し早く学校に赴いた。
八幡「はぁ…新任の先生ねぇ。」
山本「比企谷、どんな人だと思う?」
八幡「知らねーって。」
校長「はい、先生方おはようございます。まずは新任の先生方の紹介をさせていただきます。教頭先生、よろしくお願いします。」
教頭「えー、今回来られた先生ですが、1名でございます。」

珍しい。俺が去年大学卒業後にここの高校に来たときも俺と、もう一人山本だけだったな。この高校はあんまり人事異動がないのかもしれん。
教頭「それでは、本日より着任されます先生ですが、一色いろは先生でございます。」

はっ?

いろは「今日からお世話になります、一色いろはです!よろしくお願いしますっ!」

このあざとい喋り方、そして、高校時代からあんまり変わってない見た目、間違いなく一色いろはである。
山本「おいどうした?比企谷。」
八幡「あ?いや、高校時代の後輩なんだよ…。」
山本「え?一色先生が?マジかよ。」
教頭「えー、一色先生の机ですが、あー、比企谷先生の隣でもよろしいですか?」
いろは「え?比企谷…?」
教頭「あら?どうかなさいました?」
いろは「あ、いや!なんでもないです!」

気付いたらしい。

八幡「よ、よぉ…。」
いろは「せんぱい!なんでここにいるんですか!?」
八幡「知らねえよ!てか、お前もだろうが。」
教頭「あら?お二人はお知り合いだったのかしら?痴話喧嘩はそこまでにして、諸連絡に入ります。」

教頭に痴話喧嘩と言われ俺と一色は顔を赤くしてしまった…。

俺も変わったねぇ。ほんと。


教頭「…で、以上です。何か先生方からご質問は?…なさそうですね。それでは、続いて、クラスの割当ですが…1年A組に山本先生、1年B組に比企谷先生、B組の副担任を一色先生にお願いします。」


あ、そう。
この教頭のおばはん変なとこで気遣いやがって…。

いろは「フフンッ、先輩と同じクラスですねぇ?」
八幡「おいやめろ。あざとい。」
山本「ホント仲いいんだな。…あ、そうだ。折角だし、今晩三人で呑みに行かないか?比企谷、一色先生。」
八幡「えー、、面倒くせえよ。俺家帰ってやることあるし?」
いろは「暇ですよね?せんぱい。」

怖いから。いろはすこわいから。
八幡「…ああ、分かったよ。行こう。」


そして、今日の雑務を終わらせ、駅前で待ち合わせと相成った。今は東京に住んでいるのだが、正直未だに土地勘とかがない。

いろは「お待たせしました〜。ちょっと準備に手間取っちゃって〜。」
八幡「あー、待った待った。すげえ待った。」
いろは「もぅ…。せんぱい相変わらずですねっ。」
そんなこんなのやり取りを懐かしみつつ、流していたら
山本「うっす、お待たせ。」
八幡「遅かったな。」
山本も来た。
山本「んじゃ、取り敢えず居酒屋でも行くか。」
八幡「そうだな。何もなくとも取り敢えず居酒屋だ。」


そうして、行ったのはごく普通の居酒屋だった。
店員「らっしゃっせー!3名様ですか?お煙草は?」
八幡「あ、吸います。はい。」
店員「こちらどっぞー!3名様ご来店!」


席に付く、山本と俺が並び一色が向かい合わせだ。
店員「失礼しまーす!お先灰皿失礼します!」
山本「あ、取り敢えず生3つ。」
店員「生3つ。かしこまりました!生3つ入ります!」


やけにテンションの高い店員を尻目に俺と山本はタバコに火をつけた。
いろは「あれ?せんぱいタバコ吸うんですか?」
八幡「まあな。…変か?」
いろは「変っていうか…。意外だなーって。けど似合ってますよ!」
八幡「はいはい。ありがと。」
店員「失礼しまーす!生3つと、お通し失礼します!」
山本「あ、どもども。…んじゃ、乾杯だな!」
八幡「乾杯」
いろは「かんぱーい!」

俺たちは取り敢えず酒を呑みながら他愛もない世間話をしていたが、ふと山本がこんなことを聞いてきた。
山本「そういや、一色先生と比企谷って高校の時の知り合いなんだよな?どういう繋がりの知り合い?」
八幡「…俺が高2のときだよ。こいつが、生徒会がどーのって…。それで、なんやかんやで生徒会長にさせちまって、そこから色々手伝ってた感じだな。」
いろは「…せんぱい、覚えてたんですね…」
八幡「忘れるか。こんなあざとい後輩。」
いろは「…もしかして私のこと口説いてます?ごめんなさい、ひと時も忘れられなかったとかいう甘い言葉に思わずトキメキかけましたがそういうのは付き合いを深くしてから言ってくださいごめんなさい。」
八幡「なんで、告ってもないのに振られるの俺は。つか、ひと時も忘れられないとか言ってないよ?」
山本「え、てことは深い関係にはなったことないの?」
八幡「ないもくそも、俺は彼女いた事ねえから。」
山本「まー、分かる気はするけどねー。一色先生は比企谷のことどう思ってた?」
いろは「んー、なんていうか、いつも目が腐ってて、性格も腐ってて、ぼっちで、ホントひねてるんですけどぉ、なんかいざという時に頼り甲斐があって…いつも私なんかの為にあれこれしてくれて…。少しはいい先輩でしたよ!少しは!」
八幡「強調すんな。まあ、自覚はあるけど。」

そこを強調されたせいで途中の部分あんまり覚えてねえや。うん。
山本「ふーん。二人結構お似合いだと思うぜ?俺は。」
八幡「冗談はよせ…。」
いろは「…///」

一色は黙ってしまった。あー、顔赤いな。そういや結構飲んでるしな。うん。
山本「まあまあ。…っと、やべえな。もうこんな時間か。誘っといてなんだが俺は先帰るぜ。」
八幡「おいまじかよ。つれないなほんと。」
山本「ははっ、いやさぁ、嫁がうるさいからよ。んじゃ!一色先生もまた!」
いろは「あっ、はーい!お疲れ様でーす!」


山本は急に帰りやがった。いつもなら、『嫁なんか知らねーよ!ほらもう一軒行くぞ!』と潰れて、俺がタクシーで家まで送るというのが定番だったのだが…。
八幡「はぁ…。どうする、一色。」
いろは「わたしはまだ大丈夫ですよ?」
八幡「んじゃ、もうちょい呑むか。」

 

いろは「せんぱいはらからせんぱいなんれすって!ほんとせんぱいなんだから!」

マジか…。一色は完全に潰れちまった。

八幡「おい、一色。もう辞めとけ。呂律回ってないぞ。」
いろは「らいじょうぶれすってぇ!」
八幡「はぁ…。すいません、お会計お願いします。」


会計を済ませた俺は一色を担いで家まで送るのであった。 続く?

 

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正直拙い感じになったのと、最後どこで切ろうか迷ったので、結構中途半端になりましたが、よければお付き合いください。

 

それでは。